CORGI RYUKYU INDIGO DYED / VEGETABLE DYED
昨年に続き、今年も沖縄の伝統染色「琉球藍」で染めた別注アイテムをリリースしていきます。
昨年リリースしたアイテムや琉球藍については下記よりご覧ください。
Ryukyu Indigo Dye
2023年第一弾 WESTOVERALLS
2023年第二弾 PADMORE & BARNES
2023年第三弾 MITTAN
2023年第四弾 SENUI
2023年第五弾 NEAT
2023年第六弾は CORGI です。
こちらは昨年もリリースした人気アイテムで、今回もMAIDENS SHOP(東京)とSOUTH STORE(沖縄)の2店舗限定販売アイテムとなります。
まずはブランドについて。
【Corgi Hosiery / コーギ・ホージリー】
Corgi Hosiery社は、1893年に英国サウスウェールズで創業したニットウェアメーカー。創業当時のウェールズ地方は炭鉱が主な産業であり、そこで働く労働者達に暖かいロングソックスを履かせたいという思いから、ハンドメイドの靴下の製造を開始。
その後、アメリカでのセールスが成功しソックスメーカーとして高い評価を得る。
1960年からはハンドフレームによるインターシャのニットウェアの生産を開始し、後にカシミヤ素材も加わりパリの高級メゾンにも認められるように。
1988年には、チャールズ皇太子が10年間にわたりニットウェアとソックスを愛用した実績によりロイヤルワラント(王室御用達認定証)が認められました。
21世紀になっても、ほとんどのメーカーが機械による大量生産に移るなか、Corgiは今でも職人によるハンドメイドにこだわり、名だたるメゾンブランドのニット製品の生産を請け負います。
そんな歴史と実績のある英国のCorgi社と沖縄の琉球藍染によって誕生したのがこちら。左からタイダイ、ライトインディゴ、ダークインディゴ。3パターンご用意いたしました。全てナチュラルインディゴ(本藍・天然藍)です。
そして、最後にご紹介するのが草木染め。 「草木染め」とは、植物や果実など天然の原料を使用した染色方法のこと。草木を煮出した汁で布地を染め上げることで、独特の色合いを表現できるという点が大きな特徴の1つです。
今回使用した植物は「フクギ」
沖縄ではかつては家の周りを取り囲むようにフクギを植えました。これは台風の風をふせいだり火事が広がるのをふせぐためでした。
そんな沖縄では馴染み深いフクギは黄色い色素を抽出することができます。
フクギは琉球藍と同様に、自然な色ムラと奥行きのある色合いです。
人工的な合成染料が主流となっている今、草木染めで製品を染め上げるブランドはそう多くありません。
合成染料に比べて製造に手間がかかるため、値段も高値になる傾向にあります。しかし微妙な色の濃淡や奥深さは草木染めにしか表現できないものです。
不均一な色の移り変わりも美しさと捉え環境に配慮した唯一無二な物作りです。
"CORGI RYUKYU INDIGO DYED / VEGETABLE DYED" 5,500yen(tax in)
発売は7月8日(土)です。
オンラインストアでの販売は7月8日(土) 12:00スタートです。
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