SENUI for SOUTH STORE

昨年に続き、今年も沖縄の伝統染色「琉球藍」で染めた別注アイテムをリリースしていきます。

昨年リリースしたアイテムや琉球藍については下記よりご覧ください。
Ryukyu Indigo Dye

2023年第一弾  WESTOVERALLS 
2023年第二弾  PADMORE & BARNES
2023年第三弾  MITTAN

2023年第四弾は SENUI です。

SOUTH STORE で SENUI をご紹介するのは今回が初めて。そして、それが協業で製作した別注アイテムです。SENUI のブランドとしての拘りや別注アイテムについて深掘りしたいと思います。


SENUI (セヌイ)
背中の中心に入った縦軸の線
着物やテーラードにおいて
背の中心で左右の生地を縫い合わせる技法 “背縫い”

技術としてだけでなく
様々な想いが込められた
文化の結晶でもあるこの技法を用いて
価値ある洋服を仕立てていく

Designer: Hiroyuki Kato
国内外のシャツブランドの生産、企画に携わってきた経験を元に、2022年からシャツブランド senui をスタート。デザインからパターン、縫製まで全てを一人で手掛けている。日本やアメリカ、ヨーロッパの様々なシャツやヴィンテージアイテムを研究し、新しいシャツの在り方を提案する。

 

別注アイテムはこれからの季節に重宝する半袖シャツ。

シルエットは沖縄の気候に合うようリラックス感のあるボックス型にし、脇に縫い目が無いため軽やかに着用できます。衿は開き具合にこだわったオープンカラーで、カジュアルになりすぎないよう立体的に仕立てています。

ブランドを象徴するディテールが「背縫い」
通常ある脇の縫い目を排除し、背中だけで縫い合わせている。脇に縫い目が無いため、サイドに自然な生地の落ち感が生まれる。ヨークをスプリットヨークにし、背中に縫い目のライ
ンが縦に綺麗に通るように設計している。 

 
生地は静岡県浜松で織り上げた 40/1 の平織リネンを使用し、沖縄の天然染色「琉球藍」で染めています。天然染色ならではの色味と独特なムラ感をお楽しみいただけます。


30mm間に22針の細かいステッチ。通常のシャツの運針は、30mm間で、15~18針位、ドレスシャツになると21~22針超えてそのゾーンとして認められるようになる。

糸は全て綿糸の 60 番手を使用。ヴィンテージとなる製品が生産されていた頃、工場設備は今とは全く違っており、最も大きな違いは、昔のミシンは足踏みで、縫い糸は綿糸だった。天然繊維の生地に対してとても馴染みが良く、また独特のパッカリングも生まれる。リネン生地とも相性は非常に良い。 (現在のミシンは高速な工業用モーターになり、縫い糸はそれに耐えれるようにポリエステル製に変わり、綿糸での縫製は非常に難易度が高い。)

1900 年代前半に縫われていたシャツのように、綿糸の細かい運針で縫製されており、ヴィンテージのシャツが持つ風合いを実現しています。長く着用していくことにより、綿糸が故の縮みが派生し、綺麗なパッカリングが生まれます。

 

 

 

カラー展開は、琉球藍染を含め4色でのご提案です。

"S/S SHIRT"  30,800yen(tax in)
Off White / Black

"RYUKYU INDIGO DYED S/S SHIRT"  39,600yen(tax in)
Light Indigo / Dark Indigo




着用モデル:174cm 着用サイズ:S

 

発売は5月3日(水)です。
オンラインストアでの販売は5月3日(水) 19:00スタートです。


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