"焼締小鉢"
穴窯・薪焼成での焼締陶器には、窯疵 (ヒッツキ・切れ・石ハゼ・膨れ・剥がし痕など) や歪みなどがいくらか見られ、それらは無疵として扱われることがほとんどです。國吉清尚さんの場合、他の多くの作家さんよりも高温で長時間激しく焼成するため、更にそれらが顕著に見られる傾向があります。ただ、いずれにしても不良・不具合ではなく作風や魅力として捉えられています。
作家:國吉清尚 (くによし せいしょう)
産地:沖縄
サイズ:高さ4.7cm 横幅11.6cm
素材:陶器
-作り手-
國吉清尚(1943~1999年)
壺屋焼の窯元・仁王窯で修業を積み、その後、人間国宝・濱田庄司(栃木県芳賀郡益子町)の元で作陶するなどして、読谷村で活動した陶芸家です。沖縄の土味を生かした焼き締めの作品を中心に、伝統に学びながら独自の作風を築き上げ、特にオブジェの制作では沖縄の陶芸界で先駆け的存在でもあります。
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