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Nuutajarvi "Kaj Franck Vintage Pitcher 1610"
₩648,000
Nuutajarvi (ヌータヤルヴィ)
1793年フィンランドのヌータヤルヴィ地方で創業されたフィンランドで最も歴史のある老舗ガラスメーカーです。
200年以上も続くNuutajarviですが、様々な歴史がありました。
1950年、工場が全焼してしまいます。当時のオーナーは工場を再建させるだけの財力がなく、NuutajarviはARABIA(アラビア)で有名なWartsila(ヴァルツィラ)社に売却されます。この買収を機にヌータヤルヴィの製品はARABIA-Wartsilaブランド下で販売されることになります。
1950年のこの合併以降、アートディレクターになったカイ・フランクの存在もありヌータヤルヴィの製品はブームを迎えます。
1962年にはオイヴァ・トイッカが入社。カイ・フランクとともに黄金期を築き上げました。
1988年にはiittalaと合併しましたが、ヌータヤルヴィ製品の人気は高く、世界中にコレクターも多く存在します。
Kaj Franck(カイ・フランク)(1911ー1989)
「フィンランドデザインの良心」として知られています。フランクが育ったのは、美しく飾られたディナーセットが並ぶ華やかな生活が、石でできた数枚の食器が並ぶ質素な生活へと変わった時代でした。フランクは自身のスタイルを、この二極の中間に位置づけ、これまでの一般的なテーブルウェアの認識を大きく変えました。彼は、連続製産を利用して、万能で実用的な質の高い食器を、手頃な価格で買えるようにしたのです。社会的な良心だけでなく、ものごとの本質を捉えたいという願いから、フランクのキャリアは導かれていきました。とくにプロポーションにこだわり、始終ベーシックなフォルムを探求し続けていたフランクは、ヘルシンキ芸術デザイン大学の教授でもありました。彼の作品は、世界中から賞賛を受け、数々のアワードを受賞しています。フィンランドでは、彼の名前を冠したカイ・フランクデザインアワードも設立されました。フランクがデザインしたイッタラのティーマとカルティオは、世代を超えて人気のあるロングセラーです。これらはスタンダードなアイテムですが、カイ・フランクが生んだ伝説のクラシックデザインなのです。
"Kaj Franck Kartio Pitcher 1610" カイフランクヴィンテージカルティオピッチャー
カイ・フランクがデザインしたピッチャー「1610」です。
「1610」は1954-1966年にかけて製造されました。
ピッチャーとしても花器としてもお楽しみいただけます。
吹きガラス(マウスブロー)の技法により職人の手で一点一点丁寧につくられており、その薄く滑らかでシャープなフォルムに魅了されます。
-コンディション-
こちらの商品はヴィンテージ品です。
全体的に経年使用の小キズや擦れ等ございます。
size : Φ10cm H22cm
color : Purple
design : Kaj Franck
brand : Nuutajarvi (Finland)
年代:1954-1965年
*自然素材を使用したハンドメイド製品のため、サイズ、色調、テクスチャーに個体差があります。
*こちらの商品は店頭でも販売中のため、ご注文頂いた際にすでに完売している可能性がございます。
予めご了承ください。