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古村其飯 "シーサー(ペア)" (沖縄・荒焼)

₩371,000
作家:古村其飯 (こむらきはん)
産地:沖縄 南城市
サイズ:左(メス)W8.7cm×D15cm×H14.5cm  右(オス) W9cm×D15cm×H15.5cm
素材:陶器

-古村さんのうつわについて-
釉薬を使わない古村さんのうつわの表情は土そのもの。食材がとても映えます。荒焼(あらやち)と呼ばれる釉薬を掛けない焼き物で「南蛮」とも呼ばれます。一般的には焼締(やきしめ)と呼ばれるもの。
南蛮の特徴は、先ず保温性のある焼き物であること。熱いものを入れても、ほっこりした体感、冷たさも継続します。そして、もう一つは、焼き物の表面にある微細な穴。土の成分と食材が混ざり合い、味をまろやかにすると共に、保存性や熟成に優れています。昔から酒甕やしょうゆ、味噌甕に使われてきたのには理由がある、ということです。今でも泡盛の熟成には必ず荒焼の酒甕が使われます。

-穴窯-
古村さんの窯は古式の穴窯。穴窯は、作品を焼く焼成室と燃料(薪)を燃やす燃焼室が一体になっており、作品は火前と火裏、熾(薪などの燃えさし)によっても表情が変わり、それぞれ個性ある作風がみられるのが特徴です。焼きの表情により値段が異なりますが、土はどれも同じです。

-土・薪-
沖縄本島南部の土、ジャーガル、マージ、クチャ、ニービと呼ばれる土をブレンドして作られます。
燃料となる薪は、そのほとんどに琉球松を使用するこだわり。琉球松を燃料にしておよそ六日間焼成します。

*土や泥釉の性質上、ぽろぽろと小さくはげる、欠けることもありますが、土の性質としてお考えください。不良交換の対象にはなりません。窯出し後、丁寧に処理されていますので安心してお使いください。一部商品は直し、補強済みです。その点もご留意ください。一般的な食器用スポンジだとボロボロになってしまう場合たわしをお使いください。

*こちらの商品は店頭でも販売中のため、ご注文頂いた際にすでに完売している可能性がございます。

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