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MITTAN "SH-96" 竹半袖シャツ (琉球藍染)

¥33,000
カラー:
サイズ:
MITTAN (ミッタン)
MITTANは世界に遺る衣服や生地にまつわる歴史を元に、現代の民族服を提案しています。
平面的な構造を再解釈し、天然素材が持つ本来の機能性と組み合わせることで、一過性の時代の流れにとらわれることの無い、永く続く服を目指しています。

-生産背景-
生地は遠州、播州、尾州といった日本各地の機械織りの産地をはじめ、インド、ラオスといったアジア圏の手織りのものを主に使用。
デザイナーが可能な限り直接機場に赴き、独自の素材開発にも取り組んでいます。
また縫製糸には主に綿糸を、織りネーム、品質表示、ボタン等の付属品には天然素材を用い、国内の提携工場で縫製しています。
染色には通常の染料の他、草木や藍、虫、鉱物を使用し、その不均一な色の移り変わりも美しさとして捉えています。

-MITTAN商品のお直しに関しまして-
MITTANの服は1シーズンではなく、長く、生地が擦り切れそうになっても尚着続ける事を前提にデザインされています。そこで長くご愛用していただく為に、修繕を承っています。
お直しの詳細は、以下よりご覧ください。
-MITTANのサイズに関しまして-
MITTANのアイテムは、ユニセックスで着ていただけます。
サイズ展開は1、2、3で表記しています。
1はレディースのM、2はメンズのM、3はメンズのLというのが大まかな目安です。
コンパクトに着たい、ざっくりとオーバーサイズに着たいなど、お好みの着かたに合わせてサイズをお選びください。

RYUKYU INDIGO (琉球藍染)
沖縄で古くから栽培され、藍染の染料として使用されていた琉球藍は、沖縄の染織にとって欠かせない染料です。その栽培方法は過酷で、良質な藍葉を育てるためには、徹底した栽培管理や技術、製藍の過程での重労働に耐える強靭な体力と精神力が必要です。また、発酵状態や製造段階で使用する石灰水の量を見極めるためには長年の経験と熱練を要します。
昔から伝えられてきた方法により生み出された藍を用いて手作業で一枚一枚染めては洗いを丁寧に繰り返すことで、化学染料では表現することのできない独特の風合いと一枚一枚表情の違った深みを持ちます。琉球藍は、沖縄のきれいな海の様な深みを持った文化の色といえましょう。しかし、時代の流れと共に安価に手に入る化学合成インディゴが普及してからは、手間暇がかかる藍の仕事に従事する人も少なくなってしまいました。

RYUKYU INDIGOの詳細は、以下よりご覧ください。
RYUKYU INDIGO について

"SH-96" 竹半袖シャツ (琉球藍染)
シャツは現代の民族服を構成する洋服としての提案になります。構成は洋服のルールに則りながら、極力デザインを削ぎ落とし、機能性に基づいたパターンメイクとしています。肩にいせ込みを入れる事で肩周りの運動量を確保しています。ボタンには猫目の白蝶貝を用いて全て手縫いで付けています。猫目のボタンにはくぼみがある為、糸のすり減りが少ないのが特徴です。
竹は強靭な繊維ですが、そのままだと繊維長が短くて紡績ができない為、綿と混ぜて紡績し、その糸を経緯に使用して平織りにした生地を使用しています。竹繊維は環境問題が懸念されるビスコース法によって製造されたレーヨンとは異なり、表記も竹のままとなっています。(詳細は下記表地原料のリンクを参照ください)糸には自然の凹凸があり、肌にも密着せず、竹のハリ感が長期間持続する事で特に盛夏でも快適に着ることができます。

※天然素材独特の糸の節やムラ感があります。風合いを重視し、繊維長が不均一な原料を使用している為ですので、表情の一部としてお考えください。生地の糸が切れ、穴が開く可能性がある為、糸の節は無理に引っ張らないようご注意ください。

size(cm)
2 / 着丈70 肩幅51 袖丈25 身幅59
3 / 着丈73 肩幅53 袖丈26 身幅63
着用モデル:178cm着用サイズ:3

Material : 植物繊維(竹)55%, 綿 45%
Made in Japan


<下記、商品の特性上のものとしてご了承のうえご購入くださいませ>
・手染めにて染色している為、個体差がございます。
いずれも天然染色の風合いとして不均一な色の移り変わりをお楽しみください。独特のムラ感は化学染料では表現出来ない最大の特徴です。
・藍染商品の注意点として、天然染色のため初めの数回のご着用時には色移りする可能性もあります。それらの防止の為、色止めは行なっていますが、天然染色の特性上予めご了承くださいませ。
・日焼けしやすいため、日光にあたらない場所で保管してください。
・製品到着時、藍染特有のアク成分が表面に浮き、匂いや黄茶色が出る場合がございます。その場合は、一度下記の通りお手入れしてからご着用下さい。アクが抜け、天然藍染特有の鮮やかな色味が増していきます。
普段のお手入れ
・水洗いで、可能なら手洗いでやわらかく洗ってください。
・日焼け防止の為、陰干ししてください。
・ドライクリーニングは避けて下さい。
・初めの数回は他の衣類とは分けて洗ってください。色移りの可能性があります。
・その後は色の濃いものと一緒に洗うか、分けて洗ってください。
・洗剤は中性洗剤を使用し、漂白剤、蛍光増白剤が入っていないものを使用していただくことが望ましいです。もしくは、専用の色落ちしにくい洗剤などをご使用下さい。

初回のお手入れ( アク抜き方法)
※1ヶ月~3ヶ月に1度はアク抜きのため、お湯につけ込みをおすすめいたします。
①製品を40℃程度の湯にしっかり20~30分置く。
②アクが出ると黄茶色になる。余分な藍が残っていた場合は青色が出る。
③水を変えながら2~3回水洗いする。
④1~3の工程を2回繰り返す。
⑤十分に脱水し乾燥させる。
・アク抜きとは藍に含まれるインディゴ以外の不純物を取り除く事です。
 藍染本来の藍色が映え、紫外線による退色変化を軽減する効果があります。
・水洗いに使用したボウルやシンクの表面に青い染料がつく事がありますが、スポンジ等でこすれば落ちます。

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